SSブログ

ハリポタ7巻 Chapter16 [Harry Potter]

だいたい半分に近づいてきました。
話の進みぐあいはイマイチですが、(ただ単に読みこんでいないから?)
この章はその場面を想像できるぐらい、感情移入して読んでおりました。
ああ、英語の本を読んでこんなに泣いてしまう日がくるとは。世も末?
以下、ネタバレを含みます。

16章、 Godric's Hollow ゴドリックの谷です。
たびたび、出ている名前ですね。ハリーの両親が殺された場所、お墓があるところ。
そしてDumbledoreの家族が住んでいたところ、Bathilda Bagshotのいるところ。
(私は未だにBathildaが生きているのか死んでいるのかわかってないが)
ロンが去ってしまい、ハーマイオニーは何も言わないけど泣いている様子。
ハリーも後悔先に立たず状態。なにも話さない日々が二人には続きます。
クリスマスも近づき、どんどん寒くなる一方です。
(どうも移動してしまうと、追っ手を逃れるための呪文のせいで行方がわからなくなる?)
そんなおり、ハーマイオニーがダンブルドアから貰ったThe Tales of Beedle the Bardの
表紙にはあのあのmarkがあるのにハリーが気づくのでした。三角のマークですよ。
(実はUK版の背表紙にそのマークがあったのです、重要な意味があるみたいですのー)
そしてGrindelwaldであり、Xenophilius Lovegoodが付けていた(もうドキドキ)
ハリーは思い切ってゴドリックの谷に行きたいと話し、彼女と話を進めていると、
Godric's Hollowの名前の由来はGodric Gryffindorから来ていると。
でも普通、そう思いますよね、でも本はハリー視点なのでハリーは驚き、なおさら行きたいと、
もしかしたらグリフィンドールの剣があるかも、バチルダから何かきけるかも。
そんなわけで行くことになります。マグルに変身&透明マントで着き、雪がちらつく寒さの中、
ハリーの両親が最後をむかえた家を目の当たりにします(泣)。
もしヴォルデモートがいなかったら、自分の17歳の誕生日はとか考えます(泣)。
更にクリスマスキャロルが聞こえてHogwartsでのクリスマスの事を思い出します。
今は暖かな食事も、そして色んな仲間もいなくて。あの頃が懐かしいと(泣)。
その時は当たり前に思っていたことが、今こうやって当たり前にならないと余計悲しい(泣)
両親のお墓を探していると、まずはKendraとArianaのお墓をみつけます。
ダンブルドアのお母さんと妹さんのですね。そこにWhere your treasure is,
there will your heart be also.とあります。お墓に刻む文字ではないですね。
誰がなんのために残した言葉なのでしょう。私自身も考えてしまいます。
そしてまた探していると、また例の三角マークがあるのを発見!Ignotusとかろうじて読める。
これは何か意味があるのよ!というハーマイオニーに対し、ハリーはうわの空。
そりゃそうだよなと思っているうちにようやく両親のお墓を発見(泣)。
ハリーが生まれて数ヶ月のハロウィンの夜に21歳の若さで二人とも死亡(泣)。
そして、 The last enemy that shall be destroyed is death.と。
死を持って最後の敵がなくなるとDeath Eaterと一緒じゃないかというハリーに対し、
living beyond death,living after deathじゃないかとハーマイオニー。
死を乗り越えて生きて、死の後を(その人の分も精一杯)生きろという意味ですかねえ。
後々に非常な重要な意味のある言葉と思われます。←私はダンブルドアが残したかな?と。

でももう生きてはいない、いなくなってしまった。むなしい言葉はハリーの両親が雪と石の下で
横たわっているという事実をかえない。涙が流れ、彼の顔の上で凍った。(略)ハリーは、
リリーとジェームスが眠っている、今は骨か塵だけど場所を見下ろした。彼らの息子が生きていて、
今そばに立っていることも、彼らが犠牲を払って脈うって生きているのだが、今この瞬間、
彼らと一緒に雪の下で眠りたいと望んでいることも、彼らは知らずに気にもかけずに。(泣)
そしてこのあと何か持ってくればと思ったハリーにハーマイオニーがクリスマスローズの花輪を、
魔法でだし、そっと献花をして二人で肩を寄せ合い、去っていくのでした(泣)。

全部、ちゃんと訳そうとすると難しいです。でも本当に泣けました。
それは自分もそう思うことがあるからだと思います。父は健在ですが、母は他界し。
どうしたって死んだ人には会えないし、それならいっそと思うことだってあるし、
もし~とか、どうしてあの時~とか、なぜこんなことに~とか、考えだすととまらない(泣)。
ダンブルドアを亡くし、ロンも去り、作戦も行き詰まり、寒くもなり、クリスマスだし。
ホント、唯一の救いは最後のハーマイオニーの優しさです(泣)。
ちょうどクリスマスの手前で読んだのでタイムリーに悲しかったのでした。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。