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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 [Diary]

先日、みに行きました。
感想は?と人に聞かれた時、「近年まれにみないグロテスクな映画」と答えました。
だからといって駄作ではないのですがね、ミュージカルといえるのでしょうかね?
R15でもだいたいのはへっちゃらなんですがね、目をそむけてばかりでした。
ホラー映画は笑いとばすアタクシですが、意外とスプラッタは嫌いでした。
以下、観た方だけ、もしくは観る気のない方のみでお願いします。

無実の罪で投獄された理髪師が復讐のために、無差別殺人をおこすという話です。
その理髪師がジョニー・デップ、その援助をし共犯者となるヘレナ・ボナム=カーター、
理髪師の妻が欲しかったがために追い込んだ判事がアラン・リックマン、
ティモシー・スポールは判事とつるむなんだっけ?お役所の人。
ジョニー以外はハリーポッターシリーズに出てくる方々なんですよね。
どうもそれとかぶってしまって、色々と想像を巡らせてしまいました。
歌もなんですか、そのむかし「あぶない刑事」でセリフだか歌だか、
よくわかんなかったのを思い出しました。←ようは、あまり上手ではないってこと。

カミソリで切りつけ血がとぶというのは当たり前なのですが、とにかく血が赤いんです。
なにを言い出すかと思うでしょうが、他の色はモノクロに近く、
なにか幸せな時間が来るとオールカラーになり、不幸な時間はモノクロで血のみ赤い。
そんな感じでした。そしてモノクロである時間が圧倒的に長いんです。
たぶん、それが芸術的なのかなと思いました。ただのグロテスクじゃないって。

オペラ座の怪人を思い出させるシーンも多かったけど、
復讐からは何も生まれない、そんな感想を抱きました。
私個人としては、あんな虫だらけのパイはみたくもないし、血が噴き出すのもごめんで、
死体の処理方法にも嫌悪感を覚えました。ミートパイはみたくもないし、
みたすぐ後は、何も食べる気にはなれませんでした。

つまり、私はイヤだったということです。ジョニー・デップの映画でよくこういう失望はあるので、
ある程度は予想していたのですがね。意外と血が嫌いということを知りました。
ヘレナ・ボナム=カーターは「眺めのいい部屋」で、アラン・リックマンは「いつか晴れた日に」にて、
大好きなんですがね、アランはハリーポッターも好きですが。←スネイプ先生です。
↑どうでもいいことですが、このふたつの映画に出てくる俳優さんは、ハリーポッターシリーズにも、
あちこーち出てきますね。後者のヒロイン、エマ・トンプソンはトレローニー先生ですからね。
前者の若きころのマギー・スミスや、後者のコミカルなイメルダ・スタウントンとか。

ま、とにかく賛否両論のわかれる映画だと思います。貴重な体験をしたとあえていっておきます。


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