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象は忘れない [Christie]

やはりポアロものでございます。晩年クリスティーものです。
ミセス・オリヴァが突然女性にヘンなことを聞かれてポアロに相談をします。
「あなたが名付け親になったあの娘シリアの両親はどっちがどっちを殺したの?」と。
なんともぶしつけな質問であるけど、10数年前の事件?事故を調査することに…
「象のように」記憶力のよい人々を訪れて、過去の真相を探ります。
昔のことであるけれども、人々の忘れていない記憶を辿って事件を解決する。
誰かが全てを覚えていればいいけど、そうはいかず。
何気なく言ったことがポアロにはひっかかり…真相をあばいていくのです。
シリアの両親はピストル自殺をしたような感じで二人とも倒れていたのです。
結局は事故として扱っているけど、なぜ今ここで真相を知る必要が。
興味本位から「象さがし」をはじめているけど、実はそこに愛や憎しみが。
でもですね、実はワタクシ、2/3ぐらい読んだら何となくこうだろうと思いました。
そして全く嬉しいことにあっていたのでした。もちろんアチコチにふせんがあって、
ポアロがそれを気にしているので、ヒントはいっぱいあったけど。
飛行機の中でもんもんと読んでおりました。

象は忘れない

象は忘れない

  • 作者: アガサ クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 文庫

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